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【英語学習】間違えやすい自動詞と他動詞

はじめに

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英語学習を行う上で、文法は重要ですよね。

例えば、単語だけをつなげても、相手には伝わりづらいですよね。とくにちょっとした文法の間違いから、コミュニケーションの齟齬が生じてしまうこともあるかもしれません。やはり、主語と動詞を中心として、文法という決まりごとは重要なことです。

 

また、TOEICや英検、大学入試においても文法問題は、出題されます。そういった意味でも、文法の学習は重要なことであるとわかりますね。

 

そこで、今回は文法の中でも、まぎらわしい自動詞と他動詞について整理してみました。

 

自動詞と他動詞の違い

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まずは、基本的な確認からです。

動作や状態をあらわす単語は、動詞です。例えば、「歩く」だとか「話す」などなど。

 

その中でも、動詞を用いるとき、自動詞として用いられる場合と他動詞として用いられる場合があります。

 

まずは、辞書的な説明から入ります。

自動詞とは、「主語と動詞の組み合わせによって意味をあらわす動詞」のことです。

 

他動詞とは、「動詞の働きを受ける名詞を後に続けて意味をあらわす動詞」のことです。

 

これだけでは、よくわかりませんよね。

 

つまり、

 

他動詞⇒後ろに、名詞がきます。

自動詞⇒後ろに、名詞がきません。

 

例えば、以下の例文があります。それぞれの動詞は他動詞でしょうか。それとも自動詞でしょうか。

 

I don’t know if he live.

(1)know

 

(2) live

 

 

正解は、know は他動詞です。なぜかと言うと、know 以下のif節が「〜かどうか」という意味になる名詞節である目的語だからです。

 

一方、liveは自動詞です。if節は、heという主語とliveという述語から成り立っています。目的語はありませんよね。

 

このようにして、自動詞と他動詞があるわけです。

 

それでは、重要な自動詞と他動詞を見てみましょう。

 

重要な自動詞

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  • apologize
  • arrive
  • complain
  • reply
  • fall

 

apologize to 人(for〜)「(〜のことで)人に謝る」

この単語は、よくapologize 人 toと間違えてしまいがちです。しかし、apologizeは、自動詞なので、直接名詞が後ろにはきません。したがって、「apologize to 人」と言う順番が正しいです。

 

arrive at 「に到着する」

この単語は、よくarrive単体で使用されがちです。

例えば、I arrive the station.

これは、間違いですね。

正しくは、I arrive at the station.

自動詞なので、atという前置詞が必要です。

 

 complain of/about 「について不満を訴える」

この単語は、よく complain単体で使用されがちですね。

例えば、I complain the job.

正しくは、I complain of/about the job.

 

よく大学入試の正誤問題で出題されます。

 

reply to 「に返事をする」

この単語は、reply単体で使用されがちです。

例えば、I reply his message.

正しくは、I reply to his message.

 

fall in 「におちる」

この単語は、fall単体で使用されがちです。よく恋愛ソングなどで多用される、fall in loveのfallのことですね。

 

例えば、I fall a river.

正しくは、I fall in a river.

 

 

 

重要な他動詞

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  • enter
  • accompany
  • answer 
  • approach
  • discuss
  • marry
  • mention
  • obey
  • oppose
  • reach
  • resemble

 

enter「に入る」

他動詞なので、前置詞はつきません。したがって、動詞+名詞と続きます。

 

例えば、I enter into the room.

正しくは、I enter the room.

 

accompany 「に同行する」

この単語は、よくtoをつけて、「accompany to 人」としまいがちですね。

しかし、他動詞なので、「accompany 人」が正しいです。

 

answer 「に返事をする」

この単語は、よくtoをつけて、「answer to」としてしまいがちです。

 

例えば、I have to answer to the letter.

正しくは、I have to answer the letter.

 

approach 「に近づく」

この単語は、よくtoをつけて、「approach to」としてしまいがちです。

 

例えば、I approach to him.

正しくは、I approach him.

 

discuss「について討論する」

この単語は、よくabout をつけて、「discuss about」としてしまいがちです。大学入試の正誤問題でよく出題されます。

 

例えば、We will discuss about this problem.

正しくは、We will discuss this problem.

 

marry 「と結婚する」

この単語は、よくwithをつけて「marry with」としてしまいがちです。大学入試の正誤問題でよく出題されます。

 

例えば、I will marry with him.

正しくは、I will marry him.

 

mention 「に言及する」

この単語は、よくaboutをつけて、「mention about」としてしまいがちです。

 

例えば、You mention about this white paper.

正しくは、You mention this white paper.

 

obey 「に従う」

この単語は、よくtoをつけて、「obey to」としてしまいがちです。

 

例えば、I obey to his orders.

正しくは、I obey his orders.

 

oppose 「に反対する」

この単語は、よくtoをつけて、「oppose to」としてしまいがちです。

 

例えば、I will oppose to this plan.

正しくは、I will oppose this plan.

 

ただし、気をつけなければならない点があります。

be opposed to 「〜と対立している」というイディオムがあります。つまり、前置詞toが必要な場合もあるのです。

 

reach「に到着する」

この単語は、よくtoをつけて、「reach to」としてしまいがちです。

 

例えば、I will reach to the airport on time.

正しくは、I will reach the airport on time.

 

resemble 「に似ている」

この単語は、よくtoをつけて、「resemble to」としてしまいがちです。

 

例えば、I resemble to my mather.

正しくは、I resemble my mather.

 

自動詞と他動詞で形が異なるもの

ここでは、自動詞と他動詞で形が異なる動詞を紹介します。

 

lieとlay

lie「横たわる」という意味の自動詞です。一方で、lay「を横たえる」は、他動詞です。

 

例文

I lie on the bed.

私はベッドに横になる。

 

 

she laid her baby on the bed.

彼女は赤ちゃんをベットに寝かせた。

 

 

riseとraise

riseは「上がる」という意味の自動詞です。

一方で、raiseは「をあげる」という意味の他動詞です。

 

例文

I rise from the chair.

私はイスから立ち上がる。

 

 

I raise a hand.

手を上げます。

 

 

おわりに

自動詞と他動詞を判断するのは、はじめは難しいかもしれません。しかし、だんだんと英文に触れていく中で、自動詞と他動詞の違いについて慣れてきます。やはり、ある程度の慣れは必要だと思います。

 

一緒に英語学習頑張りましょう。

 

 

 

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