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【ビジネス】「ググって」も欲しい情報に出会えない。「ググり方」がわからないときに考えるコツと小技

はじめに


「ググれ」と言われることは多いですが、そもそもググり方を教えてくることは少ないと思います。
新人の時、僕は目当ての情報を探すのに時間がかかっていました。
もちろん、その一つの要因にはそもそも前提となる知識が足りていなかったからという部分もありました。
しかし、ある時、先輩にググり方のコツを聞いたことがありました。
その時に知ったのですが、どうやら「ググり方」という行為自体には「コツ」があるのだと。

この記事では、新卒や社会人2年目くらいまでの方で、「調べ物」に時間がかかっているという人に対して、「ググり方」を共有します。



 こんな人におすすめ 

  • ネットで調べものをしても欲しい情報になかなかアクセスできない人
  • ググれと言われてもどうすればよいのか分からない人
  • 調べものに時間がかかってしまう人

検索する目的や対象の明確化


まずは「自分は一体全体なにを知りたいのか」ということを明確に意識することが大事です。例えば、「目薬」を購入する場面を考えてみます。

その時、その「目薬」を買う目的(どのような目薬を購入したいのか)によって、検索するべき条件は異なってきますよね。

例えば、太郎くんは最近疲れ気味で、視界が霞むことがありました。
太郎くんは寝不足のためであると考え、眠気が覚めるような刺激の強い「目薬」をインターネットで探し始めました。。。。。

上記の例は、情報があまりにも断片的で具体的ではありませんが、とりあえずこの事例を考えてみます(強気!?)。
この時、早速ググるのではなく、一度立ち止まってみます。今回の例では「目薬」を求めているわけですが、どんな「目薬」でも良いというわけではありませんよね。「眠気が覚めるような刺激が強いもの」が購入する目的です。

そうなると、「目薬」とググっても、「コンタクト用」や「ドライアイ用」等さまざまな用途・効果のものが販売されており、「アイドルとコラボしたもの」等の期間限定のもの、それらは当然値段だって異なるものを含めて多数ヒットしてしまう可能性が高いであろうと予想できます。

上記は極端な例ですが、ググる目的を考えるとノイズが多くなるような検索式は避けようと心がけることができます。
このように、一度立ち止まって目的を考えると、どのように検索するべきかの方向性が見えてきます。

検索式を考えること

上述のように、ググる目的を考えた上で「検索式」を考えて行くのがコツです。

具体的に検索式とは何かというと、「AND」「OR」「NOT」なのかを意識することです。

例えば、「AND」は「異なる概念を掛け合わせることで、共通する部分を抽出する」ことです。学生の頃に、学習したベン図を思い浮かべるとよくわかるかと思います(下手な図を用意しました笑)。「A」と「B」の概念があったとしたら、その共通している部分のようなイメージです。

一方で、「OR」は「同じ概念をつなぎ合わせており、複数の条件のいずれかが当てはまる部分を抽出する」ことです。「A」と「B」の概念があったとしたら、そのどちらかに合致していれば良い、というようなイメージです。

最後に、「NOT」の場合です。これは注意が必要です。例えば、概念「AとB」が含まれているような場合を調べる時を考えてみます。具体的には、「アイドル」という単語をググり、「ジャニーズ以外のアイドルはどんな人たちがいるのだろうか」ということを知りたいとします。その時、「アイドル」に内包される「ジャニーズ」はノイズとなりますので、その部分を除外するというようなイメージです(うまく説明できない。。。。。。)。そのため、検索結果に漏れが出てしまうことを意識する必要があります。要するに、意図して検索結果を絞っているのならば良いのですが、無意識に範囲を狭めてしまわないようにしたほうが良い、ということを伝えたいのですが、伝わりますでしょうか・・・

ググる際のテクニック


ここでは実際にググる時の小技的なものを共有できればと思います。

サイト検索の方法

「site:〇〇」とすると、特定のサイトを検索できます。
例えば「site:youtube.com 乃木坂46」とググると、YouTubeにアップロードされている乃木坂46の文字が含まれる動画がずらっとヒットするはずです。

検索から特定の語句を除く方法

「-〇〇」と除外したい語句の前に記号「-」をつけることで、特定の概念を除外できます。例えば、「アイドル -乃木坂46」とすると「乃木坂46」さん以外のアイドルに関する記事がヒットするはずです。これは、一度見たことやすでに知っている情報を取り除くときに、非常に有効です。

完全一致検索の方法

「"〇〇"」と単語や語句を引用符で囲み、検索することで、完全に一致するものだけに絞ることができます。
例えば、「"乃木坂46メンバー"」と検索すると、「メンバー一覧」が確認できるような記事がヒットするはずです。

言い換える

キーワードを上位概念、下位概念に置き換える

僕の場合は、ググるキーワード自体を変更する時は、基本的によく知らない分野や専門用語を調べるとき、個別具体的な事例を調べたいときに使っています。
例えば、「法律」とググるとめちゃくちゃ「法務部とは?」みたいな記事がヒットするのですが、「ライセンス法務」とすることで、「ライセンス契約」に関する記事に絞り込めるようなイメージです(はじめから「ライセンス契約」でググれば早いのですが、あくまでも事例ですのでご理解いただければ幸いです。。。)。

カタカナやひらがな、漢字ので置き換える

カタカナやひらがな等の変更もそうですが、意外と馬鹿にならないのは、カタカナの「スマートフォン」「スマートホン」みたいな表記の揺れです。これは、上述の完全一致で検索した時に気をつけた方が良いです。基本的に、完全一致で調べると、表記の揺れを見落とす可能性があります。そのため、念の為、表記の揺れの観点でもググるようにしたほうがいいと思います。

類義語で置き換える

WeblioやWiki等の辞書で、類義語を確認して、言葉を換えて調べると良い場合があります。
知らない分野や専門用語を調べるときに、意外と効果を発揮します。

ファイルタイプの指定

例えば、「filetype:pdf 〇〇」
これは統計情報や論文を調べるときに効果抜群です。ただしあくまでも公共機関や権威ある団体のURL先から提供されていることを意識することをおすすめします。そうでないと、よくわからない団体が発行している偏見に満ち溢れた論文的なものを閲覧してしまうことになってしまいますので、気をつけましょう。もちろん、そのような事例をあえて調べているのでしたら、問題ないと思います。

期間の指定

Googleさんでは、なんと期間を指定して調べることができます(他の検索サイトでもそうなのかもしれませんが)。
例えば、iPad端末からググると、「ツール」という部分が小さく画面の上部に配置されています。そこから「期間」を指定して時期を絞ることができます。

おわりに

もうググることに時間をかけない!
俺(たち)の戦いはこれからだ!!

・・・乃木坂46さんの「きっかけ」という曲いいですね。YouTubeでおすすめに出てきたので聴いたら、気に入りました。

きっかけ

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