迷走ブログ

ファウスト的衝動を抱き、迷走している、凡人による気まぐれブログです。

【就職・転職】ベンチャーから大企業に転職して働き始めたことついて振り返る

はじめに

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この記事では、ベンチャーから大企業に転職を考えている社会人3年目くらいの方に向けて、僕の経験をお伝えしていけたらと思います。

あくまでも個人的な経験と見解、偏見、極論となることをお許しください。

また、はじめにお断りしておきますが、この記事に大企業・ベンチャーのどちらを取るべきかといったことについては言及していません。

大企業での経験について

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【悪い点】「大企業はオワコン」であると感じることについて

巷で噂されている「大企業(JTC)=オワコン」説についてですが、おっしゃる通りの側面は大いにあると感じました。ありきたりと言いますか「やっぱりそうだよね」というつまらない結論で申し訳ありません。しかし、それが僕の経験していることですので、ご理解いただければ幸いです。

現在僕は、毎年四季報の業界地図(「会社四季報」業界地図 2022年版)でトップ5に入っている会社に転職しました。四季報のことも含めてですが、株主等の外部向け資料にはよく上手いこと会社情報を載せているなと感じました。

これは当然、会社の内部事情なんて守秘義務等で出せないし、文字起こしなんてできないのだから、数字(利益等)だけで当たり前なのですけど、その数字を出すための内部事情とのギャップが非常に大きくと感じました。と、出だしから話が逸れてしまい、すみませんでした。

次に、本題の「オワコン」であると感じる場面についてです。業界や職種によるのでしょうが、現在の会社は非常にゆったりと動いていますので、その場面で感じます。

これは日々の承認や決済系の個人的・部内レベルの話も含まれますし、会社全体の経営という大きな意味でも言っています。そう言った意思決定の遅さで、非常に危機感は抱きます。そして、このペースではどんどん業界トップの会社、外資から離されていって当然であると感じています。

また、中途採用で入っている人がほぼ続いていない、結果を出せていないです(おっと、この情報を書くと身バレしそうですが、あえて残しておきます)。バックグラウンドを活かすような仕事の振り方をしないので(仕事がないならば、間接的につながるような仕事の振り方、再定義化した上で振るかどうかを判断しないので)、驚きました。そのため、こちら側で再定義する必要性があります(すみません、詳細は省きます)

あと、給与的な待遇面もそうですが、生え抜き社員を役員等に引き上げているという古き日本企業(JTC)を体現していることともつながると思いました。加えて、実力主義と言っておきながら、評価制度が機能していないです。これは「オワコン」です。本当に優秀な社員から辞めていくという意味がよくわかりました。現状、優秀な若手(おそらく僕の少し上の方たち)から抜けて行っています。

上記の問題が生じている理由について深掘りできませんが(できるような高度な経営的知識も経験も持ち合わせていませんが)、とにかく「現状維持」を目指す「人が多い」と感じます。これは待遇面とも関与するのですが、業界上位に属しているのにもかかわらず、あまりにも給与が低すぎるため、「そりゃ誰も自ら給与以上の仕事をしたいとは思えない」はずです。

上の人たち(人事考課等を考えるレベルの人たち)が、GAFA、ユニコーン等の勢いのある会社の人事考課制度等を含めて、社内制度についてヒアリングするなりなんなりと言ったことをしていないのか(しないのか、できないのかわかりませんが)、良いところを見習う気配すらありません。

つまり、他社の成功事例を咀嚼して自分たちへ活かそうという思考がない(あるいは検討してもリスク云々の理由により)、採用しません。まさに保身の権化となり、負のサイクルに陥っています。

また、安上がりな新卒を一括で大量採用して、使い潰す、というような状況を維持しつつあると感じました。そして、ある程度経験をしたら、超優秀な人からより良い企業へと転職していきます(笑)。残った人にも優秀なかたはいらっしゃると思いますが、どちらかと言えば仕事を新たに創るという凄さよりも、いかに今の仕事をまわす(維持するか)という意味での優秀さです。

働き方についても、古いと感じました。前時代なソフトウェアを使っていたり(セキュリティや秘密管理性への危惧?でクラウドサービスを使っていなかった!!!)等、驚きばかりです。

負のサイクルについては、技術的なお話も同様です。新しい技術への取り組みが非常に弱いです。これはどうしようもありません。何もないところからでは新しい発見やイノベーションを創出することができないということをもっと自覚して欲しいものですが、上の人たちは危機感がないのでしょうから、諦めています。

技術力を高めるための仕組みづくりを放置しすぎです。もっと、研究、開発、生産技術等の間接部門の育成制度、評価制度の設計を含めて、(意識を含めて)改革をしていかないと、遠からず人手不足となり、技術の創出基盤が完全に機能しなくなると言えます。現状提供しているほとんどのサービスが、オリジナリティを失いつつあるのですが……みなさん楽観的に捉えているようです。

最後に反省点なのですが、前職が専門職であったが今は総合職扱いなので、配置転換のことを考えなければならないのでミスりました。やはり専門職採用のところを蹴るべきではなかったと軽く後悔しています。

【良い点】「長期的な視点」でキャリアを考えるゆとりがあることについて

長期的な視点で仕事に取り組めます。

これはベンチャーのようにすぐに結果を示す必要があることとは異なり、非常に良い点であると感じました。

そもそも会議が非常に多いこともあり、自分のみだけで仕上げる仕事というものが圧倒的に少ないと感じました(そのような1人で完結するような仕事の進め方もしていないです)。そのため、相手のペースに合わせる必要があり、自分の役割はとっとと終わらせてしまい、自己研鑽の時間に当てようと思えばできてしまうことが良いです。次から次に、自分の仕事をすぐに終わらせなければならいという状況が続くことがほぼありません(もちろん、繁忙期もありますが……)。心のゆとりみたいなものがあるため、5年、10年先までのキャリアプランを描いて日々の業務(行動)に当てはめていきやすいと感じました。

ちなみにどうでもいいことなのですが、上司から「〇〇の資料(グラフ)作っておいて」レベルの仕事を振られたことがなかったので、非常に困惑しました。これまでベンチャーにいた時は、自分の発表資料は自分自身で構成を練り作ってしまう方が圧倒的に速いし(普通は自分のさばくべき仕事で手一杯であり、自分の業務とは直結しない仕事を割り振らないし、意識をすり合わせる別時間など取れそうにないので)、わざわざ「資料を作る目的を話す時間」「別時間で作業する時間」「チェックする時間」を「一緒に行う」という方針だったのは驚きました(別の意図があるのはわかりましたが……)。

また、中途で専門性のある人に対する仕事の振り方がおかしいです。これは、僕のアピールの問題でもありますが、将来的に必要となる知識を有しているから採用したと言っている割にそこに直結する段取りや仕事の振り方ができていないです。仕事を創ることに費やす時間より、サポート作業ばかり従事させていると、ミスマッチであるため、そんなことをしているから中途は辞めるのだと思います。

趣旨から離れてしまったため、戻ります。

また、予算が豊富であり、お金も含めて、人、情報等のマネジメントの経験が積みやすいです。

小さな組織と大きな組織では、一度に動くお金の規模がやはり全然違うと感じました。そのため、一度予算を取ってしまえば、結果を出すための制度設計が描きやすいです。やはり事業を成功させるために、潤沢な資金は重要であると再認識しました。「〇〇することで、◾️◾️というメリットがあり、部内目標ひいては企業ビジョンの◇◇につながるから、取り組みましょうよ。資金は▲▲ほどだし、部内の1/5ほどくれ」というような提案が容易にしやすいです。めちゃくちゃ煮詰める必要はありますが、ベンチャーのように少ない資本をやりくりするのとでは心理的・物理的に雲泥の差があると言えます。

ベンチャーでの経験について

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【悪い点】「やりがい搾取」と感じることについて

これは資金不足等でリソースがないため仕方ない部分も大いに関係していると思います。特に、メガベンチャー以下のところですと基本的に裁量労働制のところが多いと思います。

仮に役付きではない単なる一般職であっても、残業代という概念があらかじめ時間換算で給与に設定されてしまっています。そのため、どれだけ仕事の時間がかかろうが、あらかじめ示された給与以上をもらえないです。

つまり、「残業代で稼ぐ」という概念がないということです。必然的に、給与を変えるためには、結果を出す必要があり、物理的に頑張るしかありません。もちろん、給与テーブルを常に意識して、逆算して作業していくことになります。その点において、評価制度がしっかりとしていると仮定すると、達成度がわかりやすく、売り上げに直結することで、給与やインセンティブで還元されるため、満足感も得やすいと言えます。

一方で、評価制度が定量的でなかったり、明確化されていないと地獄と化すと思います。おそらくですが、そのベンチャーに圧倒的なやりがいという魅力がないと、従業員はどんどん辞めていくと思います。その点が、やりがい搾取につながってしまう可能性はあります。なぜならば、評価制度が曖昧であるのに利益を上げる努力をしろ、ということになりかねないからです。そうなると、働く側としては、めちゃくちゃ頑張っても、還元されないことに見て見ぬ振りをするしかありませんからね。

【良い点】「スピード感」「圧倒的アウトプット」が求められるため、成長することについて

どの分野のどのような規模の企業であっても結果が全てであると言えます。

しかし、圧倒的なスピード感と量をアウトプットし続ける必要がある、という点がベンチャーの醍醐味であると思います。わちゃわちゃと従業員でアイデアを出し合う時間と共に、個々の行動する力が必要となります。また、次々に仕事が降ってきますので、それらの業務をさばくことで日々かなり忙しいはずです。

そうなると、日々行動しながら考える必要があります。そのため、どうしたらアウトプットの価値を上げることができるのかを考え続けることになり、専門性を高めることや日々の改善を考えることにもつながります。したがって、全体的なスキルの成長につながると言えます。この点は非常によかったと感じます。

おわりに

とりあえず、転職する場合、内部事情をめちゃくちゃ探ることをお勧めします。

僕のような後悔をしないように、徹底的にSNS等で転職先の現場レベルの人と繋がっておくことをお勧めします。

すでに上記のようなことは行っているかもしれませんが。。。僕はあまりにも探りを入れることをしなさ過ぎました。反省点です。とりあえず、5年プランで計画を練っているので、その目標を達成次第、会社を辞める可能性大です。あとは並行して副業も進めます。