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【書籍紹介】学生・新卒におすすめの発表資料作成に使えるスライドデザインの本

はじめに

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今回は、自分の発表資料がイマイチだなと感じている方や伝わりやすいスライドデザインとは何だろうかと困っている方々に向けて、発表資料作成に役立つビジュアルデザインの本を紹介します。

 

僕自身、これまで発表資料を作成する中で、見栄えのわるい資料しか作ることができていないため、いろいろ参考になりました。

 

 

発表資料作成に使えるおすすめのスライドデザインの本

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『伝わるデザインの基本 ーーよい資料を作るためのレイアウトのルール 』

 

おすすめポイント

 

・レポートやスライドデザインなど汎用的に活用できるテクニックが載っています。

 

・情報をデザインすることの重要性がわかります。

 

 

 

はじめの方に載っているのですが、

デザインの本質について触れています。

 

伝えたい内容の意味的構造(ロジック)を見た目の物理的構造(レイアウト)に反映させること--以下略[高橋、2016:p008]

 

なるほど、と思いました。

 

たしかに、情報を整理して、事柄の関係性を正確に把握して、要らない情報を捨てたりと……様々な思考過程があるわけです。

 

そんな中で、自らの伝えたい内容を簡潔に的確に魅力的な資料としてまとめる必要があります。

 

そのような魅力的な資料作成のためのテクニックが、この本には載っています。

 

主に、1『書体と文字』、2『文章と箇条書き』、3『図とグラフ、表』、4『レイアウトと配色』の観点からテクニックがそれぞれ詳細に載っています。

 

端的に言うと、個性的な自体は避ける事や行間の調節、矢印の使い方、余白の使い方、配色の基本などかなり実践的に載っています。

 

初めて読むのに適した本だと思います。

 

 

『学生・研究者のためのPowerPointスライドデザインーー伝わるプレゼン1つの原理と3つの技術』

 

おすすめポイント

 

・スライド作成のノウハウが理解できます。

 

・修正前と後でどのように改善するべきか例題付きで載っている。

 

伝わるプレゼンの原理として、「意図」、「操る」、「伝える」というキーワードを基に解説されています。

 

ようは、相手にわかってもらうために、意図を持って、図等すべての配置を操って、伝えるというものです。

 

そのための伝わるデザインの概念が3つ載っています。

端的にまとめると、

・簡潔にまとめる

・不必要な情報を捨てる

・直感的な資料を心がける(図解で表現する)

 

 

そのような概念を具体的に落とし込むテクニックが3つあるそうです。

 

・コントラスト

・グルーピング

・イラストレーション

 

伝えたい事を目立たせて、一見関係性の見えづらい関係する事項をまとめて、図解で伝えるというものです。

 

また、この本の良いところは、どこがどのようにおかしいのか詳細に例題で載っている事です。

 

多くの人が陥りそうなミスを解説してくれています。以前自分が作った資料を見てみると、改善点が同じことがあり、驚きました。

 

 

 

『PowerPointによる理系学生・研究者のためのビジュアルデザイン入門』

 

おすすめポイント

・スライド用、発表用ポスター、報告書用のデザインが学べる。

 

2番目に取り上げた本もそうですが、パワポの使い方を解説してくれています。

 

例えば、パワポで、トレースをする方法が載っています。そのような画面操作の仕方が解説されています。

 

慣れるまでは多少時間はかかりますが、困らない程度にパワポを習得できます。

 

 

おわりに

パワポ用の本を中心にとりあげましたが、Googleのスライドを作成する場合でも使えるテクニックだと思います。

 

実際、僕はGoogleスライドで今回取り上げた本で得たテクニックを流用しています。もちろん、操作方法は多少違いますが……

 

この記事が、発表資料作りにお困りのみなさんの参考になれば幸いです。