はじめに
国内旅行していると、地方に行くと空港と最寄り駅の接続が悪い地域が多いですよね。
例えば、阿蘇くまもと空港から阿蘇駅に行きたい時です。
車社会が前提の(レンタカーが無いとキツイ)ため、空港から最寄り駅までの接続がバスしかなかったり・・・(結局、バスで直接阿蘇駅まで向かいました)
近年、都市部の交通渋滞や環境問題の解決策として、空飛ぶクルマと鉄道の融合が注目されていますが、これって地方創生にも使えるのでは?と思ったので、各社の事例を調べてみました。
本記事では、各社の最新の取り組み事例を交えながら、この新たな移動手段の可能性を探ります。
空飛ぶクルマと鉄道の連携事例
Osaka MetroとSkyDriveの業務提携
2024年8月、Osaka Metroは株式会社SkyDriveと業務提携契約を締結し、空飛ぶクルマの社会実装を目指しているそうです。
プレスを見ると、大阪・関西万博「後」の大阪での輸送手段として、本格的に空飛ぶクルマの実装を想定しているようです。
現状、大阪市内であれば地下鉄も発達していると思います。そのため、市内への輸送という意味ではビルからビル(ヘリポートの活用?)への移動になるのでしょうかね。
需要がどこまで伸びるのかわかりませんが、市内と市外を行き来する手段としても使えそうです。
追加:12月17日
大阪ダイヤモンドルートなるものが構想されているそうです。
どうやら単なる輸送手段というよりも観光目的で利用したいようです。
音はどうなんでしょうか。
せっかく観光で一緒に来ている人がいても、気軽に話せないのはちょっと嫌ですね。
NTTデータ経営研究所の実証実験
2023年12月、NTTデータ経営研究所は都内駅ビル屋上でのヘリコプター離発着を通じ、空飛ぶクルマの都市部での利用に関する課題を抽出したそうです。
興味深いのは、鉄道と空の移動を組み合わせたモニターツアーのところです。
長野駅から白樺湖までをルートとした実証実験をしたそうです。
課題のところで「天候(霧)の影響」が挙がっていますが、標高の高い山や山間部などは霧が発生するようなので、地方での駅から主要な観光地やホテルまでの輸送での活用だと色々と難しそうですね。
ただ、車で2時間近くかかるところを空飛ぶクルマで20分に短縮できるのは、やはり夢がありますね。
JR東日本と川崎重工業の取り組み
こちらもヘリコプターを空飛ぶクルマに見立てた実証実験のようです。
2024年11月、JR東日本と川崎重工業は、盛岡駅隣接の臨時ヘリポートからヘリコプターを利用した北東北エリアを巡る旅行商品のニーズ検証をおこなった、というものです。
新幹線との接続を意識して、目的地までの快適な移動を観光という形でサービス化したいようです。
確かに空を移動しながら、観光できるのであれば面白そうです。
ただ、山や田園や畑など空から見る景色ってほぼ同じ気がする・・・そこら辺どうするのでしょうか。
それこそどこかライトアップされているお城を見るとか、都庁のプロジェクションマッピングのような派手さ?がないと興味を失いそうな気がします・・・
結局、移動する手段以上の付加価値ないと、寝ようとか動画見よう、本読もうとかになりそう・・・
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240926_ho01.pdf
他にも、最近だとSkyDriveとJTBが連携協定を締結したらしいです。
まさに遊覧サービスを本格的に考え始めているようです。
コスパやタイパが良い感じのサービスを創出できるか、楽しみです。
SkyDriveとJR九州の連携協定
2024年7月、SkyDriveとJR九州は、九州エリアにおける空飛ぶクルマを用いた事業の成立可能性の検討を行うため、連携協定を締結しました。
SkyDriveは、意外にもJRグループではJR九州が初の連携協定らしいです。
地方だと離着陸するポートがイオンの屋上とかになるんでしょうかね。
無人駅とかだと駅前に離着陸ポートを用意することが難しそう。
てか、採算性が取れないから、ポートを設置するところも結局、ホテル近くやショッピングセンターなどになるんですかね。
旅行におすすめ商品
大容量のモバイルバッテリー
地方旅行に行くなら、あると便利です。
iPadもiPhoneもどちらにも対応しているため、かなり便利です。
20000mAhの超大容量で、何度助けられたことか・・・
そのまま洗える衣装ケース
旅行カバンに着替えた衣服を収納すると思います。
その際に無印の衣装ケースがあれば、めちゃくちゃ便利です。
この衣装ケースは、そのまま洗濯できます。そう、洗濯ネットとしても機能するんです!そのため、洗濯する時にわざわざ衣装ケースがから出すことなく、そのままポイっと洗濯機に入れるだけ。
ズボラな旅行好きにはとっておきのアイテムです。
おわりに
万博で空飛ぶクルマのお披露目に期待しつつ、待つとしましょう。笑
最後にそういえば、空飛ぶクルマの充電設備は、関西電力が研究しているらしいですね。EVや蓄電池関連だと強いみたいですが、そもそも充電設備自体はポートに置く感じなんですかね。
ガソリンスタンドのようにそこら辺に置くわけにもいかないでしょうし・・・どうするんだろう。
今回、政府の資料は読んでいないので全体的な動きはわからないのでどこかで時間を作って目を通してみます。