はじめに
最近読んだTechCrunchで読んだニュースが印象的だったので、その記事についてお伝えします。
端的に述べると、ITを使って、医療現場を効率化しているスタートアップ企業について述べられています。
その中でも僕が興味深いと思ったのは、2点あります。1点目は、ITを使って、利便性を高めている点です。2点目は、独自システムと他社システムを組み合わせている点です。
ニュース記事は、以下の通りです。
元マッキンゼーの医師起業家が“次世代クリニック”で医療現場の変革へ、Linc’wellが3.5億円を調達 | TechCrunch Japan
興味深い点
ITを使って、医療現場を効率化している点
まず、クリニックへテクノロジーを導入することで、利便性という点において、効率化に成功している点です。
記事によると、医者に対しては、オンライン予約システムやAIを取り入れた問診システムを利用しているそうです。また、電子カルテなども取り入れているそうです。
それに対して、利用者には、オンライン予約、薬剤の配送、オンライン決済、生活習慣のオンライン管理、診断結果のWEB上での閲覧などのシステムを構築している点です。
これは、かなりすごいと思います。
医師起業家というものすごい経歴の持ち主である金子氏が、医者としての知識とマッキンゼーのコンサルの知識を組み合わせることで、システムを構築している点です。やはり現場の知識を持っており又客観視できるコンサルの知識を持っている人は、強いなと思いました。
ぜひ僕も分野は違えど、IT×知財で効率化に貢献したいなと思いました。
そのためには、これからももっと勉強しないといけませんので、まだまだ遠い目標ですが……
それ以前に、弁理士の資格も取りたい……
独自システムと他社システムの利用
2点目に、僕が興味深いと思ったのは、独自のシステムと他社のシステムを掛け合わせて使用している点です。
やはり、一から作らなければならないところと他社の既存のシステムで大丈夫な場合には、それを使用している点において、効率的だなと思いました。
わざわざすべてのシステムを独自に開発しているわけではない点は、当たり前かもしれませんが、賢いなと思いました。
また、テクノロジーの導入に対して、規制の問題もあるそうです。
例えば、高齢者の方が通院しているクリニックでは、あまり導入するメリットがないそうです。
たしかに、テクノロジーに対するリテラシーを身につけていない人にとっては、活用しずらいという点においてそうなのかなと思いました。しかし、これから世代交代して行く中で、テクノロジーに対する知識水準も上がるだろうし(学校でプログラミングも導入されるそうですから)、リテラシーについては問題ないでしょう。やはり、現状、リテラシーのない人たちへのアプローチですよね。例えば、直感的で使いやすいインターフェースを作るとかデバイスを作るなどしかないのでしょうか。
おわりに
「テクノロジー×専門分野=最強」であると思いました。
プログラミングと知財の勉強を頑張ります。