迷走ブログ

ファウスト的衝動を抱き、迷走している、凡人による気まぐれブログです。

『押絵の奇蹟』の感想。

 

夢野久作の作品と言えば、何が有名なのでしょうか。

僕は、『ドグラ・マグラ』が思い浮かびます。

特に、表紙の自己主張とブンン―――――で始まるのが、印象に残っています。それ以外は、ほぼ忘れてしまいました(笑)。

あ、角川文庫の表紙がインパクトあったですね!(笑)

 

次に思い浮かんだ作品は、『瓶詰の地獄』です。

兄妹が、年中夏のような無人島に流れ着いて、兄太郎は成長するアヤコに欲情して……という内容の作品です。いや、男と女が無人島に流れ着いたら、過ちの一つや二つ犯しそうですよね。といっても、近親相姦を犯すかどうかという倫理的な問題とを天秤にかけたら……僕は……

 

 

今回読んだ作品は、角川文庫の『押絵の奇蹟』です。

 

・評価

オモシロイ

探偵小説が好きな人にとっては、興味の尽きない作品になるのではないでしょうか。

 

・感想的なもの

一番面白いなと思ったのは、『氷の涯』です。

氷の涯は、一等兵である主人公が、いろいろな思惑と罪によって追い詰められていくという内容です。正直、無実なのに、理不尽すぎるなと思いました。

いや、暇だからという理由で、探偵の真似事をしたがゆえに事件に係わってしまったのが、運の尽きですかね。

それにしても、死ぬことを前にして、編み物をするニーナが印象に残りました。

 

 

 

 

押絵の奇蹟 (角川文庫)

押絵の奇蹟 (角川文庫)

 

 

 

瓶詰の地獄 (角川文庫)

瓶詰の地獄 (角川文庫)

 

 

 

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

 

 

 

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)