迷走ブログ

ファウスト的衝動を抱き、迷走している、凡人による気まぐれブログです。

『喜劇の手法 笑いのしくみを探る』の感想。

 

 

シェイクスピアの『夏の世の夢』やモリエールの『人間ぎらい』を読んだ時に、劇の読み方というか、解説書みたいなものがないか調べました。そして、『喜劇の手法 笑いのしくみを探る』にたどり着きました。

 

・評価

すごく良いと思います。

さまざまな劇をパターン化していて、具体的な読み方を解説しています。

 

・感想的なもの

『読むための理論』という文学・批評・思想の読み方を丁寧に論じている研究書があるのですが、そのような本で「劇」を解説している本を軽く読みたいなと思っていました。

 

僕は、専門による解釈とか派閥とか知らないです(教養がないので……)。

 

それでも、ある作品を読むのに、最低限必要な読み方、捉え方、作法があるのでないかと思いました。もちろん、書かれた時代背景などの知識が必要なことは、わかります。しかし、もっと書き手の感覚に近づくことができないか、ということで自分なりに模索しました(笑)。

 

 

はじめは、レトリック関係の解説書を読んだのですが、いまいち腑に落ちなかったです。次に、『ナボコフの文学講義』を読んで、具体的な読み方、考え方に驚き、魅了されました。その次に、『読むための理論』に行きつきました。そのような流れで、文学を読むための作法的なことは理解できました。(もちろん、新しい解釈を打つ立てるほど精通したわけではありませんが)

 

 

そして、シェイクスピアの『夏の世の夢』やモリエールの『人間ぎらい』を読んだ時に、より「劇」を理解したくて『読むための理論』的な本を探したのです。その結果、『喜劇の手法 笑いのしくみを探る』に行きつきました。

 

 

 

喜劇の手法 笑いのしくみを探る (集英社新書)

喜劇の手法 笑いのしくみを探る (集英社新書)

 

 

 

読むための理論―文学・思想・批評

読むための理論―文学・思想・批評

 

 

 

ナボコフの文学講義 上 (河出文庫)

ナボコフの文学講義 上 (河出文庫)

 

 

 

ナボコフの文学講義 下 (河出文庫)

ナボコフの文学講義 下 (河出文庫)